定期巡回・随時対応型訪問介護看護におけるオペレーターの仕事内容

定期巡回・随時対応型訪問介護看護は、重度者をはじめとした、要介護高齢者の自宅生活をサポートする役割を担っている。昼夜に関わらず、1日を通して訪問介護・看護と協力しつつ、定期巡回訪問および随時の対応を行うことを目的としたサービスだ。訪問介護を行う訪問介護員の他に、オペレーターや訪問看護師、計画責任者など様々な立場のスタッフが連携して業務を遂行している。

定期巡回訪問では、訪問介護員があらかじめ決められた日時に利用者を訪問。オペレーターは、利用者と介護職員の間をつなぐホットラインだ。利用者または、利用者のご家族から連絡を受けたオペレーターは、利用者の状況を確認したうえで対処法をアドバイスをする。緊急性があると判断したら、訪問介護員や訪問看護師を派遣するのだ。

オペレーターは司令塔のような存在であるため、訪問介護員、訪問看護師と連携することが求めらる。状況を正しく判断し、適切な助言を提示しなければならない。そのため、オペレーターになるには介護福祉士、看護師などの資格が必要だ。

24時間、365日体制のサービスなので、勤務形態は日勤、夜勤があるシフト制だ。ただし、事業所によっては日勤のみまたは夜勤のみの求人を行っていることもある。また、訪問介護士としての業務をこなしながら、オペレーターを兼任する事業所もある。専門知識やスキルの求められる重要な仕事だ。在宅ニーズが高まっている現代、今後もオペレーターの仕事は需要がますます高まるはずだ。